こだわりを貫く
陸家嘴から約10分、老建築をリノベートしたアートエリアの真っ只中にオープンした、本格日式炭火焼肉店。もちろん炭は備長炭、テーブルに七輪をどんと置き、客が好きなように焼ける。
同店は肉の貿易企業をグループ会社に持ち、上質な肉の仕入れと手作りのソースやタレには自信がある。「無国籍冷奴」(26元)はパクチーとこれまた自家製の辛味ダレ、「本格シーザーサラダ」(36元)は提供する直前にアンチョビを練りこむなど、見えないところにひと手間かける。
その質を実感するなら、まずはランチのスープだ。牛骨と端切れの牛肉を6時間ほどコトコト煮込んだスープは、ランチ時に無料で提供される。「タダのもんこそ気合い入れなきゃ」というのがオーナーの飲食センスだ。 現在は最高クラスM9+の「OG和牛ビーフ」(通常380元)も半額にて提供。女性なら、まずはワインと「アヒージョセット」(78元)で始めてみては。
店名 牛楽苑
住所 溧陽路1155号
TEL 5683-1577
営業時間
11時半~14時(13時半ラストオーダー)、
17時半~23時半(22時ラストオーダー)
席数 56席、個室2
予算 160元~
~上海ジャピオン2016年04月08日発行号