玉子チャーハン専門店

うーん、今週はうまいことおごってもらえそうな先輩が見つからず、ひとり取材か…。給料前だし、安上がりな店を選ばないとな～っと、ん？　あそこ看板に「玉子チャーハン」って書いてあるけど、まさか店名？　玉子チャーハン１本で勝負してる店なんて、気になるっすね。

お、近づいてよく見てみたら、看板の横に「加什麽聴你的（何を入れるかはお好きにどうぞ）」、「怎麽炒聴我的（どう炒めるかはおまかせを）」なんて書いてるぞ。ますます興味が沸いてきたっす。

基本の玉子チャーハン「招牌蛋炒飯」（12元）に、約20種の具材から好きに選んで追加するシステムなんすね。んじゃ野菜は「青菜」（１元）と「香菇丁」（２元）にして、魚系はどれも６元オーバーだから、燻製豚「腊肉」（４元）で。

 

大盛りで汗だく

先に支払いを済ませて、急な階段を上って２階席へ。うわ、天井めっちゃ低いし、昼間なのに薄暗いぞ。青い豆電球が天井に渡してあって点滅してるせいか。ていうか、こんなのクリスマスツリーにしか使われてるの見たことないっすよ？

って動揺してる間に、もう来た。へー、結構大盛りっすね。燻製豚の塩気がかなり効いててのどがカラカラっす。隣の兄ちゃんが飲んでるチキンスープ「鶏湯」（６元）も頼めば良かった。豆電球が頭上でチカチカしてるせいか蒸し暑くて、汗が滝のように流れてきた。わざとなのか分かんないっすけど、この暗黒料理っぽい雰囲気、自分は嫌いじゃないっすね。

Info

住所　　襄陽北路46号

TEL　　5403-8332

営業時間　　9時～23時

席数　　約20席

予算　　約20～30元

～上海ジャピオン2016年06月17日号