W杯公式サッカーボールの類似品 カルフールが回収、返金

 現在、開催中のサッカーワールドカップ・ドイツ大会公式サッカーボールの類似品が、市内のカルフールで販売されていた。カルフールでは、10日より販売を中止。類似品の回収を行い、購入者に対しては、販売額の倍の補償金を支払うことで対応している。
 ワールドカップ・ドイツ大会の公式サッカーボールの生産権を所有しているのは、アディダス1社のみ。販売価格は990元前後。しかし、カルフールで販売していたサッカーボールは、杭州索迪曼工貿有限公司が生産したもので、販売価格は59・9元であった。
 公式サッカーボールの類似品は、全国9都市にあるカルフールで、計42個がすでに販売されていたという。
カルフールの関係者は今回の事件について、「メーカーからサンプルが届いた時には、入荷を拒否した。しかし、他の商品を搬入する時に紛れ込んだようだ」と説明。また、「アディダス側には発覚後すぐに謝罪した。今後はブランド商品の管理をさらに徹底したい」と述べた。
(6月13日)

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