上海市旅行局は最近、今年の国慶節期間に市を訪れた観光客が前年比5%増の927万人、旅行関連の収入が同比13・2%増の91億元だったことを発表した。
市内18カ所の観光スポットのうち人気上位3カ所は、26万7000人が訪れた青浦区にある水郷「朱家角古鎮」、次いで19万900人で浦東新区の動物園「上海野生動物園」、そして16万3000人で金山区の水郷「楓涇古鎮」。また期間中、国民5億9300万人が旅行したと言う。
そのほか中国国家旅行局は10月9日(日)、国慶節期間における観光地や旅行社、観光客などを評価した「レッドリスト(優秀評価)」と「ブラックリスト(不合格評価)」を発表。「レッドリスト」には、北京故宮博物館や重慶大足石刻、湖南韶山旅遊区が総合秩序部門で名を連ねた。また上海市では、上海科学技術館や東方明珠塔、春秋国際旅行社などが選ばれた。一方の「ブラックリスト」には、北京十渡景区張家界龍王洞景区が選出された。
また、市の軌道交通「龍陽路」駅と浦東国際空港を繋ぐリニアモーターカーの「龍陽路」駅行きに関し近頃、22時15分発と40分発を追加、この2便の運賃を通常の10元引きの40元としたことがわかった。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2016年10月14日号