上海市徐匯区の上海植物園で近頃、例年より1週間ほど早く「白玉蘭(ハクモクレン)」の花が開花していると話題になっている。
ハクモクレンの花は例年3月上旬~中旬に開花。ところが同園や浦東新区の金海路では2月中旬から花が咲き始めたと言う。一方、市中心街にある黄浦区の上海博物館や人民広場、西蔵路沿いに植えられた200株近くはまだ蕾の状態。ハクモクレンの花は春の訪れを象徴するとされており、この冬が比較的暖かかったこと、またここ数日で日の光が多く射し込んだことが早期開花の要因と見られる。なお、開花期間は10日ほど。
そのほか、浦東新区の世紀公園や江蘇省興化市垛田鎮などで最近、菜の花が見頃を迎えていることがわかった。世紀公園では10元の入場チケットの購入に行列ができるほどの人気。園内には見渡す限りの黄色い海が広がっており、来園客はその風景をカメラに収めるなどして楽しんでいると言う。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2017年3月10日発行号