懐かしい空間にほっこり
軌道交通「世紀大道」駅の12番出口から徒歩5分。飲食店激戦区となりつつある潍坊路沿いに店を構えるのが、居酒屋「つるかめ」だ。
ノスタルジックな内装と、昭和の歌謡曲が流れるどこか懐かしい店内の雰囲気に心がホッと安らぐ。〝気軽に日本の味を楽しんでもらいたい〟との店長の言葉通り「揚げだし豆腐」や「つるかめサバ煮」、食べ応えあるモチモチの皮で包んだ「手作り焼き餃子」(各30元)など、ほんわか家庭料理が揃う。これらをつまみにしっぽり酒を楽しんだ後は、余りの旨さに常連客が唸るという料理長自慢の「カツカレー」(40元)で締めてもらいたい。
クセになる独特の味
今回は5月17日(水)まで、キャベツやニラ、鶏肉、牛肉、そしてキムチなどを煮込む、豪快且つヘルシーなちりとり鍋「つるかめ鉄板焼き」(通常48元)を35元で提供。鍋の形がちりとりに似ていることから「ちりとり鍋」と名付けられたこの料理、グツグツと煮ると高く積み上げられた野菜がどんどん沈んでいき、食欲をそそる芳ばしい香りを放つ。野菜と肉の旨味が混じり合った独特の味は、一度食べたらクセになると言う。
時間が止まったような穏やかな空間で、日常の慌ただしさを忘れられる豊かな時間を過ごそう。
info
住所 潍坊路144号103室
TEL 138-1737-7757(日本語可)
営業時間 17時~24時(土日は~23時)
席数 約25席
予算 夜100元~
~上海ジャピオン2017年5月5日発行号