吉林省永吉県では7月13日(木)~14日(金)に掛けて、最大雨量が295・7㍉の暴雨を記録。16日(日)に地元の隊員らが土砂の除去作業を行っていたところ、現金3万元余りを発見する出来事があった。
隊員の話によると、この現金は被災地の線路付近の土砂を取り除いていた時に発見。紙袋に入っていたが、袋が破れて紙幣が土砂の中に混ざっている状態であったと話す。その後付近の住民の協力で紙幣は1枚ずつ水で丁寧に洗われ、並べて乾かされた。この現金はすべて、地元の洪水対策指揮部に送られる予定。なおこの暴雨により、同県26万人が被害に遭い、現在も電気やガスの復旧作業中であると言う。
~上海ジャピオン2017年7月21日発行号