青パパイヤで残暑バテ撃退
――9月に入り、どっと疲労を感じています…。
先生 夏の疲れが蓄積された「残暑バテ」かもしれませんね。そんな時は、栄養満点の「青パパイヤ」を食生活に取り入れてみましょう。
――一般的なパパイヤとは違うのでしょうか。
先生 オレンジ色のパパイヤは完熟したもので果物として食べ、それより早めに収穫した青パパイヤは野菜として食べます。青パパイヤにはパパインと呼ばれる成分があり、抗酸化物質のビタミンC・E、カロテン、ポリフェノールが豊富に含まれています。この抗酸化物質が、紫外線によって体内に溜まった活性酸素を抑えてくれるので、残暑バテの疲労感に効きますよ。また独特のタンパク質分解酵素が含まれており、肉の消化促進・脂肪分解に一役買ってくれます。
――早速試してみたくなってきました!青パパイヤはどんな風に調理したらいいのか教えてください。
先生 千切りした青パパイヤを水にさらし、アク抜きしたものを生食するのがオススメです。そのほか、沖縄料理の「パパイヤチャンプルー」のように、挽き肉やモヤシとサッと炒めてもいいですね。酸味が少なく甘味があり、シャキシャキとした食感が楽しめますよ。どんどん成熟していくので、青いものを買ったら早めに調理しましょう。
~上海ジャピオン2017年9月1日発行号