年末に軌道交通3路線開通 殷高西路駅に出入り口増設へ

上海申通地鉄股份有限公司は最近、12月末を目途に軌道交通17号線と9号線の三期東延長部分、浦江線が開通する見込みであることを明らかにした。

17号線は2・10号線「虹橋火車」駅から青浦区の「東方緑舟」駅までを結ぶ新路線。一方9号線の三期東延長部分は「楊高中路」駅から「曹路」駅までの9駅、浦江線は8号線「沈社公路」駅を起点として、終点の「匯臻路」駅までの5駅を新たに設ける。なお新設される駅では、ホームなど改札内にトイレを設置。便器数は、最低でも男性用トイレで個室2つに小便器3つ、女性の場合個室を5つ用意するほか、トイレ内や汚水ポンプ室の換気頻度を増やす。さらに2020年までに、他線各駅のトイレも最新モデルに変更される見込み。

また18年には3号線「殷高西路」駅の改築工事を予定。同駅には出入り口が1カ所しかなく、混雑時における乗客の安全が危惧されており、出入り口をもう1カ所増設するなどの対応策を宝山区政府と協議中だと言う。

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(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2017年11月24日発行号

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