乗客の忘れ物発見で タクシー運転手1時間待機

大衆タクシーの運転手である万さんは、10月5日(月)昼頃、
乗客が後部座席にスマートフォンを忘れていったのを見つけた。
しかし、乗客の姿はすでに見えなくなっていたため、大衆タクシー本部に連絡した後、
流し運転に出るのを留まり、
その場に1時間待機して、持ち主に無事忘れ物を返却するという出来事があった。
 忘れ物をしたのは、ドイツ国籍の華僑である呉さん。
呉さんは万博建設の関係者と、
長寧区程家橋から徐匯区まで中国建国60周年の記念式典に参加しに途中、
仕事上の重要資料が入ったスマートフォンをタクシーに忘れた。
運転手が待機していたところへ、呉さんは慌てた様子で戻ってきて、
運転手に何度もお礼を言うとともに、謝礼として500元を渡し、運転手を驚かせた。
(10月6日)

~上海ジャピオン10月9日号より

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