市政府の関係部門は、10月９日（金）、市内のタクシー料金を、
今月11日（日）から段階的に値上げしていくことを明らかにした。
値上げ後は、初乗り料金は11元から12元に、
３㌔以降の超過料金は１㌔あたり２・１元から２・４元となり、
23時～翌５時の深夜料金は初乗りが14元から16元、超過料金が２・７元から３・１元となる。
　現在、市内のタクシーは、メーターの設定を新料金に調整中で、
10月末までには全作業が終了する予定。
調整後は窓ガラスの料金ステッカーが、従来の赤色から青色のものに張り替えられる。
なお、作業終了までは、11元と12元のタクシーが混在する。
　市物価局局長は、今回の値上げには２つの理由があると説明。
第一に、万博開催に向けて自動車排出ガス基準を達成するため、
11月１日（日）から、タクシーに使用するガソリンを、
有害物質が少なく１㍑あたり０・85元高いものへ移行すること、
第二に、07年11月以降、燃料価格の標準がすでにタクシー運賃の許容範囲を超えていたことを挙げた。
（10月10日）

～上海ジャピオン１０月１６日号より