本日も観光地が目白押し

オレはウルフ。ロードバイク好きの留学生。中国の国道を自転車で旅してるんだ。いや～、昨日は三国時代の関羽に関する観光名所を思う存分堪能して、充実の１日だったな～。「関公義園」で撮った巨大関羽像を微信にアップしたら反応たくさんあって満足。また、オレのヒーローに会いにくるぜ…。

では次の都市「宜昌市」へ出発。実はこの国道、宜昌市の南側を通っているから、市中心までは遠いんだよね。だから、かの有名な「長江三峡下り」の終点には行けないんだけど、代わりに市近郊にある観光スポットまでは近いから、今回はそっちを楽しむとしよう。

中国の縄文村を訪問

おっ、早速最初の観光名所「猇亭古戦場」が見えてきた。ここは歴代の名将たちが戦ってきた戦場跡地で、詩人の李白や杜甫、白居易もこの地で漢詩を残しているんだよな。もちろん、関羽に関する逸話も残っているぜ。劉備、関羽、張飛が「名字が違っても、我々は真の兄弟だ」と誓い合ったのがこの場所で、今は「三友園」ってところでその様子が描かれているんだって。

さ～て、次は「天龍湾風景区」の真横を通過。うん、緑と湖がキレイな憩いの地って感じ。ここはスルーでいっか…。で、最後は「車渓民俗風景区」を訪問。古代中国に住んでいた「巴人・楚人」の暮らしを再現した場所で、民俗ショーを観劇したり、当時の暮らしを体験したりできるらしい。う～ん、この水車とかが回っている風景、小学校の頃に行った地元の「縄文村」を思い出すなぁ…。せっかくだから民族衣装を借りて、水車を押している様子を写真に撮ってもらうか。さあ、次の街を目指してゴーイングハイウェイ！

～上海ジャピオン2018年7月27日発行号