哈羅単車に自転車回収命令 滴滴出行が600台不法投入

上海市交通委員会は最近、市内各地に無許可で自転車を投入していたレンタサイクルアプリ運営会社「哈羅単車」に対し、回収を命じていることを明らかにした。

静安区などで1月9日(水)、車両登録されていない自転車がトラックから路上に運搬されている様子が目撃された。同委員会は速やかに回収に応じない場合、強制撤去すると警告。これに対し同社は「運送側のミスで投入地点を誤った。政府の認可が下り次第運営を始める。」と回答した。2017年、市内の自転車台数が飽和状態に達し、同委員会は新規投入の停止を通知。しかし、多くの不良車両が交換されないまま放置されており、市民への影響が懸念されている。

昨年8月には、同業他社「滴滴出行」傘下のレンタサイクル「青桔単車」が、嘉定区に約600台の自転車を投入したが、同社は行政手続が済んでいないだけでなく、車両データも未取得のままとなっていることがわかった。

(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン1月18日発行号

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