上海市で7月1日(月)から施行される、ゴミ分別に関する新条例「上海市生活垃圾管理条例」に関して、市政府は最近、リサイクル可能なゴミの回収サービスセンターを、年末までに市内で8000カ所新設することを明らかにした。
また市政府は同時に、古い衣服やプラスチックの玩具、ガラス製品、紙箱、スーパーのビニール袋などのリサイクルゴミに対し、回収時に相応の料金を支払うことも検討。ゴミを買い取るというシステムを導入することで、リサイクルを促進することが目的だと言う。
一方徐匯区の襄陽北路などでは最近、レストランなどの商業施設で出たゴミを、市民が使うゴミ集積所に勝手に捨てるという問題が頻発。現状の条例ではこれを禁止しているが、罰則が存在しないため、取り締まる術がなく、問題となっている。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2019年5月10日発行号