11月19日(木)早朝、市内各地で初雪が観測された。
降雪時間が短く地上の温度が比較的高かったため積雪はしなかったが、
早い初雪に多くの市民が歓喜の声を上げた。
今回の降雪について気象局は、
低気圧の影響を受けた小雨が18日(水)に降ったことにより、気温が低下していたことが原因としている。
当日は、徐家匯では最高気温が5・9度となり、前日より0・9度低下。
最低気温は各区県ともに平均2~4度で最も低かったのは金山の1・7度だった。
また降雪量は少なかったため、交通などへの影響は特に見られなかった。
気象資料によると、昨年の初雪は12月23日で、これは過去10年で最も早い記録とされる。
今冬の初雪は時間も短く積雪はしなかったものの、昨年より1カ月余りも早い訪れとなった。
11月中旬の降雪は、過去の気象資料から見ても稀な現象とのこと。
今後もしばらくは寒暖の差が激しい天気が続くため、風邪や呼吸器系の疾病を誘発しやすいという。
気象部門は、医療衛生機関や市民に対し、気温の変化に留意し、対策を取るよう呼びかけている。
(11月20日)
~上海ジャピオン11月27日号より