上海―南京間をつなぐ「上海・南京都市間鉄道」(滬寧城際高速鉄路)の建設工事が、
12月5日(土)より望虞河特大橋など主要8カ所の建設と全線に枕木を敷く作業段階に入ったと、
上海鉄道局が発表した。
同路線は、来年7月には全線開通する見通しで、完成後は、上海―南京間を1時間で移動できるようになる。
同都市間鉄道は全長300㌔で、既存の「滬寧高速鉄道」の北側にほぼ平行して建設。
両路線は機能や位置づけが異なり、「滬寧高速鉄道」が中長距離の旅客を運搬するのに対し、
同都市間鉄道は、全21駅と停車駅を増やし、小編成で頻繁な旅客運搬が特徴の〝バス化運営〟を目指す。
急行と各駅停車の列車を運行し、運行間隔は最短3分になるという。
(12月6日)
~上海ジャピオン12月11日号より