上海市黄浦区の外灘に12月12日(木)、新たなランドマークとなる「BFC外灘金融中心」が正式にオープンした。
オフィスやショッピング、美術館、ホテル、ジムの5つの業態からなる同施設は「十六舗碼頭」の向かい、中山東二路沿いに位置し、総建築面積は42万平方㍍。「豫園商城」に投資した経歴を持つ企業「復星集団(FOSUN)」が手掛け、近くの豫園と併せた一大商業エリア形成を目指しているという。
9万6000平方㍍の商業施設部分には、世界初出店、アジア初出店となる有名ブランド企業も入居しており、フランスの歴史ある高級ファッションブランド「LANVIN」旗艦店や、京都名物を中国消費者に発信する専門店「京都之家」などがテナント入りし、早くも賑わいを見せている。
ほか、2棟あるオフィスビルは、外灘エリアで最も高い180㍍を誇る。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2019年12月20日発行号