上海市の某ホテルが最近、ICチップを利用した「ホテルIоTスマート化管理システム」を採用したことがわかった。
同システムは、ホテル客室内のシーツやバスタオル、コップなどの洗浄、消毒、交換の行程をすべて追跡できるというもの。例えば清掃員が、便器を拭く雑巾で洗面台を拭くという違反行為があれば、警報機がすぐさま鳴るという。また宿泊客はQRコードをスキャンすると、シーツやバスタオル、コップ、便器がいつ掃除され交換されたかを調べられる。
同ホテルは客室170室を有しており、全室にこのシステムを設置する費用は30~50万元ほど。
~上海ジャピオン2019年12月20日発行号