上海市経済和信息化委員会は最近、中国のKN95規格をクリアした、繰り返し使える微粒子用マスクの開発に成功。2月28日(金)から、1日30万枚を生産すると発表した。
このマスクは熱湯やアルコールを用いた消毒を行えば、繰り返し使用できる。最大で約200時間微粒子除去効果を発揮し、20日間ほどの連続使用が可能。消毒は医療用アルコール3㍉を吹き付けるか、70度以上の熱湯に15分浸ける、1%に希釈した「84消毒液」に20分間浸けるという3つの方法がある。価格は1個15~25元を予定。
一方、市市場監督管理局は最近、マスクの不適切な製造・販売の取り締まりを強化。保存期間を過ぎたマスクを販売していたり、製造日を偽造したり、商品写真と実物が違ったりするケースが相次いでおり、市民に注意を呼び掛けている。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2020年2月28日発行号