1月25日までにコロナ患者15人 市内3カ所が中リスクに指定

上海市では1月21日(木)~25日(月)に、計15人の新型コロナウイルス感染症の市中感染者を確認。黄浦区の昭通路居住区(福州路以南)と「中福世福匯大酒店」、貴西居住区、宝山区の友誼街道臨江新村(一、二村)居住区が、同感染症の感染リスク地域分類における「中リスク」エリアに指定された。

病例1例目は、徐匯区にある復旦大学付属腫瘍病院の関係者で、この感染者が住む昭通路居住区の親戚や友人など9人も感染。うち2人は「中福世福匯大酒店」で勤務し、同ホテルの宿泊者にも感染が広まった。また22日(金)には、宝山区に住む夫婦の感染も確認。さらに25日(月)には、黄浦区における感染症例の濃厚接触者と、長寧区ではこれまでに感染の出た病院の入院患者親族でも感染が発見された。

ほか昭通路居住区の住民に対して、宿泊施設に移動しての「異地隔離処置」を市で初めて実施した。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2021年1月29日発行号

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