上海市は新型コロナウイルス感染症対策のため、昨年に引き続き清明節期間における墓参りの予約制度導入と、サービス期間の延長を決定した。
市では今年、例年より2週間早い3月13日(土)から墓参りサービスを開始。4月4日(日)の清明節当日に人出が集中しないよう対応する。また墓参りのピークとなる3月27日(土)、28日(日)、4月3日(土)~5日(月)の5日間は予約制を導入。墓地では入場を7時~16時まで、滞在時間を90分内に制限する。
ほか市内の中華菓子店では最近、清明節に合わせて食べる草餅「青団」の販売を開始。昔ながらのアズキや、塩漬け玉子と肉でんぶ「咸蛋黄肉松」入りのほか、昨年話題になったドリアン入りも再登場。黒トリュフやアオウメと甘酒入りなど、新たな味の青団が開発されている。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年3月12日発行号