中国中央テレビ（ＣＣＴＶ）は「国際消費者権利デー」の３月15日（月）、毎年恒例の特別番組「３・15晩会」を、上海市を含む全国各地で放送。ブラウザ「３６０捜索」、「ＵＣ瀏覧器」上で、医療効果が実証されていないダイエット食品の広告が掲載されたとして「３６０捜索」の上海総代理企業に立ち入り検査が行われたことがわかった。

同企業はこの立ち入り検査で、今回の特別番組にて暴露された点に関する説明のほか、顧客リストや契約情報、広告内容などの情報提供を求められた。またこれを受け、多くのスマホアプリストアでは「３６０捜索」、「ＵＣ瀏覧器」が取り下げられた。

～上海ジャピオン2021年3月19日発行号