山東省潍坊市で最近、中国伝統工芸「風箏(凧)」のイベント「国際潍坊風箏会」が開催。様々な形を模した凧が青空を舞い、人々を楽しませた。
同イベントは、凧の故郷といわれる潍坊市で1984年に初めて開催。今回は、馬やムカデなどを模した凧のほか、長さ300㍍を誇る凧「龍頭蜈蚣(頭は龍、胴体はムカデを模した、中国の凧でよく見掛けるデザイン)」が一番の目玉だ。ほかイベントでは、1000機のドローンを使って「龍頭蜈蚣」を描いたり、光る凧を夜に揚げたりと、様々な工夫がなされた。一般客も思い思いに凧を上げて、イベントを盛り上げた。
~上海ジャピオン2021年4月30日発行号