軌道交通を運営する上海申通集団が2月1日(月)、
春節期間中の2月14日(日)~23日(火)の10日間、
2号線の浦東側終点「張江高科」駅と、その1駅手前の「龍陽路」駅の区間を、
張江高科駅舎の建て替え工事に伴い運休とすることを明らかにした。
運休期間中は、代替交通として、公共バスによるピストン運行が行われる。
張江高科駅舎は2号線唯一の高架式で、今工事で10年の役目を終え、
地下の駅となるべく内装工事が進められている。
同駅は、張江ハイテクパークで働くホワイトカラー数万人の通勤手段として利用され、
通常はピーク時に1時間で約1万4000人の乗客が利用する。
また今工事は、インターネット上の掲示板でも話題となっており、
駅舎への惜別の思いをつづった書き込みも多数見られる。
中には、役目を終える日に「告別式」の開催を提案する書き込みも見られた。
今後2号線は、2月24日(水)から「龍陽路」―「広蘭路」駅間で試運転を開始し、
その後、浦東空港まで延長予定。
(2月1日)
~上海ジャピオン2月5日号より