旧暦の12月8日で、「臘八節」に当たる1月10日(月)を前に、上海市内では最近、この日に食べる習わしがある粥が振舞われた。
普陀区にある「上海玉仏寺」では、10年以上に渡って臘八節の粥を市民に振舞ってきたが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、例年のような寺院門前での配布を中止し、オンライン予約配布を行った。一方武警官上海総隊は、ひとり暮らしの高齢者や区内の防疫ボランティアらに約100杯の「福寿粥」を提供。長年ひとり暮らしをしている93歳の張さんは、「いつも気に掛けてくれてありがとう。おいしい粥に身体も心も温まります」とうれしそうに話した。(1月9日)
~上海ジャピオン2022年1月14日号