上海市中心気象台は、3月2日(火)、市の平均気温が、2月26日(土)以降4日間連続で10度を上回ったことから、同日に春入りしたことを発表した。
今年の冬は例年より約1カ月短い、63日間で、これは1872年に徐家匯観測地点が開設されて以来、史上最短の記録。また例年と比べ平均気温が高く、雨が降った日数は多かったものの、全体の降水量は少なかったことがこの冬の特徴だったという。
気象台によると、9日(水)以降は最低気温が10度を超え、温かくなる見込みであるが、春の天気は変わりやすいので、気温の急上昇・急降下に注意を呼び掛けている。(3月7日)
~上海ジャピオン2022年3月11日号