お医者さんの御用達 第554回「ムヒ」

虫刺されにムヒ

――ムシムシした暑さが続いていますね。気温が高いと蚊の動きは鈍くなると聞いたことがありますが、それなのに、外に出るたびに蚊に刺されています。何かオススメの痒み止めはありませんか?

先生 酷暑で心なしか蚊も元気がなさそうに見えますが、それでも刺されてしまいますね。私は日本人にお馴染の「ムヒ(無比滴)」を愛用していますよ。

 

――日本に住んでいた時は、毎年買っていました。こちらでも購入できるのですか?

先生 はい、できるのですが、中国大陸には展開していないため、中国台湾や中国香港、日本から輸入された商品になります。ネットショップで「無比滴」と検索すれば商品が出てきますが、類似品が多いので気を付けてくださいね。ムヒには、痒みを抑える成分と炎症を抑える成分が入っているので、痒みが速やかにおさまります。また、メントールなどのスーッとする成分も、清涼感によって痒みを鎮めるのに効果的ですね。

 

――虫刺され以外の使用方法はありますか?

先生 かぶれやじんましんにも使う事ができます。この場合にも、1日数回、適量を塗りましょう。生後6カ月以上を目安に使用可能ですが、メントールやホルモン成分が胎児の発育に影響を及ぼす可能性があるため、妊娠中の広範囲や長期に渡る使用はしないでください。

 

~上海ジャピオン2022年7月22日

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