世界規模のAI業界イベント「世界人工智能大会(WAIC)」が9月1日(木)に上海市浦東新区の「上海世博中心」で開幕した。
3日に渡る展示会では最先端人工知能技術が一堂に会し、新製品が目白押しとなった。新世代のサービス型ロボットでは、接客や掃除、消毒作業のほか、京劇のパフォーマンスやPCR検査など、様々な用途のロボットが登場。京劇を演じるロボットには34個の柔軟な知能関節があり、クラウドの指令で滑らかな動きが可能になるという。
医療面にも最新AIが導入されている。ロボットマッサージ機は視覚技術と先進的AIで人体と位置を的確に識別し、背中や腰への物理治療を可能に。腹腔内視鏡手術システムでは、国産4腕内視鏡手術ロボットが、微小外科手術の分野で精密な操作に活用されるという。(9月1日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2022年9月9日