上海市と北京市を結ぶ高速鉄道「京沪高鉄」の一部車両で最近、ペット同乗サービスが始まったことがわかった。
対象となるのは、体重15㌔以内、高さ40㌢以内のイヌやネコといったペット。必ず飼い主が同乗し、飼い主名義の「動物検疫合格証明」を提示する必要がある。
ペットの輸送には専用のボックスを使用。このボックスには換気や温度観測機能が付き、酸素濃度や温度に異常が発生した場合は、係員が携帯する警報機に知らせるという。
また係員は2時間に1回水を与えるが、途中でボックスを開けたり、中の様子を確認したりすることはしない。もしペットの体調に異常が出た場合は、指定駅で係員がペットを病院に連れていく。利用料金は正規チケット価格の7割ほど。またチケット料金には2000元相当のペット保険も含まれる。(4月10日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2025年4月18日号