江蘇省の陽澄湖で９月19日（金）、名物の大閘蟹（上海蟹）が今季初めて水揚げされた。

同日は湖畔で30年以上養殖を続ける漁師が船を出し、良質な蟹を次々と捕獲。捕れたてはその日の朝から全国へ出荷された。

地元には百戸以上の養殖農家が集まり、今年も品質は上々と太鼓判を押す。特に３両・約１１２㌘の雌、４両・約１５０㌘の雄サイズは身入りもよく人気で、国慶節・中秋節に向けすでに半数近くが予約済みだという。価格は昨年並みで一対約１６０元。例年10～11月がピークだが、今年は大型連休と重なるため、国慶・中秋節の蟹はさらに争奪戦となりそうだ。（９月19日）

 

～上海ジャピオン2025年9月26日号