オーチス社製エスカレーター  逆走で13人が将棋倒しに

4月2日(水)午前8時20分頃、上海市軌道交通「静安寺」駅にて、7号線と2号線を繋ぐ乗り換え通路内のエスカレーターが突然逆走し、乗客が将棋倒しになる事故があった。13人が手当てを受けており、うち1人は脳挫傷で重態。

今回事故を起こしたエスカレーターは、オーチス社製。2週間ごとに設備点検を行っており、最近では事故の6日前に当たる3月27日(木)が点検日だったという。また市軌道交通運営公司は、同線駅にあるエスカレーター700台を始め、全線の点検を開始した。

市では、軌道交通駅の約4割が、同メーカーのエスカレーターを使用。同社のエスカレーターは2011年7月、北京市の軌道交通4号線「動物園」駅にて、同様の事故を発生、死者1人を出している。(4月4日)

~上海ジャピオン2014年4月11日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP