11・11セールスタート 各社販売戦略を一新

中国の主要ネット通販サイトが最近、「2025年ダブルイレブン」セールを相次いで開始。今年は「精密な値引き」と「長期開催」が特徴だという。
「京東」は最速でスタート。商品ごとに最低割引率を設け、店舗がさらに値下げできる新制度を導入した。「抖音」は業界最長の57日間キャンペーンを実施し、先行期間中に家電を最大30%値引きする。「淘宝」はライブ配信で30億元分のクーポンを配布し、予約金を実質無料にできる仕組みを導入。「快手」は180億元相当の集客支援を投入し、「小紅書」は従来の一定額購入後に値引きする方式を廃止し、即時15%値引きとした。
今年は単なる安売り競争ではなく、商品や顧客に合わせた細かな値引き設定と、長期間の販売で効率を高める方向へ変化している。各社とも中小店舗への支援を強化し、持続可能な販売を目指す。(10月9日)

 

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン20251017日号

最新号のデジタル版はこちらから

PAGE TOP