上海ジャピオンコラム・リサーチ
名言お悩み相談所 02
~上海ジャピオン7月10日号より…
名言お悩み相談所 01
~上海ジャピオン7月3日号より…
小小説 最終話 小さなものの大きな知恵
午前11時半、授業が終わった。教室に残っていたのは私1人だけ。「じゃ、恒例の班長掃除を始めましょう」とつぶやきながら、私は黒板ふきを手にした。 班には掃除当番制度があるが、時々欠席するクラスメイトがいるため順調に回らず…
小小説 第22話 夢のない夜
先日、大学時代の友達の胡さんが出張で上海に来た。 一見して、胡さんは大学の頃より、大人っぽくなったと感じた。「今の私はかわいそうだよ。毎日、上役とお客様たちの顔色を見ながら暮らしている」。彼は一本の煙草をつけて、そう言った。…
小小説 第21話 人間五十年
「人間五十年、下天の内を比ぶれば夢の如くなり、一度生を享け、滅せぬもののあるべきか」 これは織田信長が最も好きな歌だった。信長は安土桃山時代で一番の奇人だったと言っても言いすぎではないだろう。1534年に、ひとつの危機が…
小小説 第20話 針鼠のジレンマ 後編
お夏の葬儀から家に帰る途中のバスで、僕は彼女がいつか話した二匹の針鼠の物語が脳裏に浮かんでいた。雪と氷に閉ざされた森に二匹の針鼠。外は寒く、いつ凍え死にするかわからない。二匹の針鼠は互いに相手のことを心配して、自分の体温で相…
小小説 第19話 針鼠のジレンマ 前編
女は男より強いはずだろう。そうでなければ、なぜ神様が人間を造った時、男より女の寿命を長くしたのか。男は愛する人を失う苦痛を堪忍しなくてもいい。自分の愛する人より早く死ぬことが一番の幸せだ。そして一番利己的だ。目を…
小小説 第18話 隙2~今日もお風呂に入ったの?~
12月下旬のある日、母さんから電話があった。「毎日お風呂に入って服も替えているんだって?? 夏はまた別として、冬は寒いし、毎日ずっと座って本を読んでばかりで、激しいスポーツを全然やらない。 汗もかかないくせに…。月夜に提…
小小説 第17話 隙~明日何を着るか~
「ばか、今は何月だと思っているの。まだ長袖シャツを着ているなんて…」 久しぶりに南京から僕のアパートを訪れた母さんが、僕に会ったとたんに言い出した話がこれだ。「どちら様が6月に長袖を着てはいけないと、お決めになったのか。僕は二百…
小小説 第13話 珊瑚夫人
「やはり珊瑚はとても美しい。ただし、その美しさの下にどれくらいの屍が積もっているのかなあ」 今日まで、私はずっとこの言葉を忘れられない。友達のお虫が死んでいくとき、この話を何度もぼそぼそとしていたのだ。 あっ、自己紹介を…









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