うちのシェフ自慢
570
まるで昔からそこにあるような落ち着いた佇まい。白いレンガの壁には色鮮やかな絵が飾られ、イタリアの小さな町に迷い込んだような錯覚を覚える。
「ワインと共に楽しんでもらいたい」という思いから、料理はフレンチとイタリアンの二本立てとなっている。肉料理には力強い濃い味の赤ワイン「Val Policella Amarone」、魚料理にはニュージーランド産ワイン「Oyster Bay Sauvignon」が、オーナーのオススメ。バーコーナーのソファーに座り、ゆったりとワインだけを味わうこともできる。
ランチは78元と98元の2種類。メニューは日替わり。また、木・金・土曜日の夜21時以降はDJも登場する。20人以上で店内の貸し切りも可能。ダンスパーティーに、ワインを楽しむ会に、様々な楽しみ方ができそうだ。
マグロのタルタル/58元
レモンの酸味が爽やかなさっぱりした前菜。マグロはこだわりの日本産。
アレクサンドラ ダウナー
34歳。フランス・パリ出身。16歳から、パリで5年間の経験を積んだ後、1995年に友人の誘いで上海へ。市内の西欧レストランにて腕を振るいながら、開業への想いを温める。6年間の準備期間を経て、2003年ビストロ「Le Saleya」をオープン。さらに、半年前にイタリアン&フレンチ「570」をオープンした。曽祖父もレストラン経営者というサラブレッド。5年以内に異なるスタイルの欧風レストランを5つオープンさせる夢を持つ。
570
住所:長楽路570号
TEL:5403-2657
営業時間:11時半~14時半、18時半~22時半(バーコーナーはラストまで)、日曜定休
~上海ジャピオン6月22日発行号より