世界の昼コレ~Gran Bodega(グラン・ボデガ)

軽くつまめる前菜にメインはたっぷりと。
そして締めには舌もとろけるデザートを

私はこの店がオープンしてから、
ずっとここで作り続けているの。
修行時代も合わせたら、この道15年になるかしら。
これだけ長いことやっていると、
もう目を瞑ってても、舌と耳だけで料理を作れるわ。
それに料理の腕も上がって、
今じゃスペイン人を唸らせちゃうのよ(笑)。
それでも、料理って本当に奥深いのよね。
探究心が収まらなくて、
毎月新メニューにチャレンジしているわ。

決め手はワインとハム
上海国際体操センターの裏手にある
「グラン・ボデガ」。
オープンして10年になるが、
当時は上海初のスペイン料理店だったという。
ランチは99元と268元の2種。
それぞれタパスにメイン、ドリンクが付き、
2人用はさらにスープとデザートもセットになる。
スペインに長く住んだ経歴を持つオーナーは
ワイナリーも経営し
「ワインとイベリコ豚がなくちゃ!」と話す。
時を経てなお愛され、守り続けてきた伝統の味。
そのひとかけらを感じるにはまずはランチからどうぞ。

~上海ジャピオン12月30日号

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