File No.13
Modern Shanghainese
海上阿叔酒家
600人のゲスト
訪れるゲストの数は1日平均約600人。毎昼毎夜、約500名収容可能な巨大フロアを、旅行やビジネスなど様々なシーンで利用しようとゲストらの足が途絶えることはない。
ウェスティンホテルの地下空間に2000年に登場した「海上阿叔酒店」は、上海に3店舗を構える。当時まだ珍しかった伝統ベースの創作上海料理を提唱し、2005年、中国レストランを束ねる中国料理協会より上海で10店のみの「中華餐飲名店」に選ばれた。
1.仏人デザイナー設計の空間は、唐朝宮廷をモデルとした。地下ながら圧迫感を感じさせない
5ツ星のサービス
文人から有名モデルまで、ゲストの多くが必ず注文する料理がある。それが上海流カツ「特製阿叔火焔焼肉」(88元)だ。
2年に1度の食品の祭典、第4回中国美食節で「中国名菜」に選ばれたこの一品。スタッフが最後にテーブル上で灯す炎と「秘制」の衣、ソースの融合がゲストらを口福の世界へと誘う。
創作料理に止まらず、上海伝統の味や、日本で約10年間修行したシェフによる刺身のお造りまで網羅するのも魅力のひとつ。5ツ星のホスピタリティを随所に感じることは間違いない。
2.「極品牛肉」(78元)写真はセットランチのもの 3.「特製阿叔火焔焼肉」(88元)秘制のソースに箸が進む
店名: 海上阿叔酒家
住所: 延安東路222号ウエスティン外灘中心B1
電話: 6339-1977
営業時間: ランチ10時半~14時半、ディナー17時~22時半(ラストオーダー)
予算: 180~200元
席数: 566席(個室26部屋、宴会場含む)
~上海ジャピオン7月25日発行号より