寒冷前線到来か
あ~暇だ! どっか出かけるっても、外の空気はすっかり冷え込んで、ピクニックって感じでもないし、誰かオラの相手してくれないかな…おや、呉ジッチャンの孫娘・星星が昼間っから家にいるぞ、珍しい。何だ、本なんか読んで、文学に目覚めたのか? 何々…。
青島銘菓ソフト飴
「もうミィミィ、邪魔しないでよ。今、中国初のノーベル賞作家・莫言の『赤い高粱』を読んでるんだから!」。さすがミーハー娘・星星だな。って少し遅くないか? 「あ、ミィミィにいいものあげる~、青島土産の〝高梁飴〟よ」。出た、語呂合わせネタ。仕込んでただろう。まぁいい、いただくぞ、モグッ…、高粱っていうからてっきりモロコシでできた飴かと思ったが、砂糖と麦芽糖を固めたソフトキャンディなんだな。包み紙にオブラートを使ってるとことか、まさに中国版ボンタンアメだ。しかし、口の中が口が少々ねっとりしてきたぞ。ちゃ、茶をくれ―――「はい、どうぞ」。ありがとよ。ズズーッ、ふぅ、至福の時だ。
星星の語呂合わせネタが光る今回のお菓子。モチロン、お気に入りに認定だ!
~上海ジャピオン2013年11月15日号