親身に寄り添う女将
女将がやさしく客を出迎え、近況報告から仕事の悩みまで何でも親身に聞いてくれる。日本料理屋「富士」は開店から6年が経ち、出張や単身赴任中のサラリーマンが〝老朋友(旧知)〟の女将に会いに通い詰めている。
女将の存在だけでなく、料理の味も客足が絶えない理由だろう。この時季は日本産マグロ3本を毎月数回直輸入するなど、食材から調理方法まで妥協を許さない。夜は単品メニューのほか、200種類もの料理から注文できる「180分食べ飲み放題」(268元/人)も用意する。
ボトルキャンペーン
今回は「ジャピオンを見た」で事前予約をすると、芋焼酎「くろ」(通常480元/本)を280元、芋焼酎「倉の師魂」と日本酒「加茂鶴」(各通常550元/本)をそれぞれ380元で提供。
来店したら、まず「焼き明太子」(35元)と「ビールのお摘み盛り合わせ」(55元)で乾杯しよう。盛り合わせには、醤油漬けにした歯応えのよいアワビやたこわさ、家庭料理の代名詞であるきんぴらごぼうなどが入っている。
同店の人気メニューである「特製つくね竹筒焼き」(45元)も欠かせない。添えられた温泉卵を溶いてつくねをくぐらせれば、病みつきになること間違いなし。
「日本人は働き過ぎ」と言う女将。話を聞いてもらい、ぜひ心からゆっくり羽を伸ばし、安らぎの時間を過ごそう。
info
住所 美倫大酒店1F武夷路789号
TEL 5206-9018
営業時間 11時~14時、17時半~24時
席数 約80席
予算 昼45元、夜150元~
~上海ジャピオン2016年06月03日発行号