カウンター横に設置された電気おでん鍋からは、
だしの良い香りとともに様々な具が顔を覗かせる
冬はやっぱりおでん
虹橋パークソン横にひっそりと佇むおでん屋「丹」。
全席カウンターで、長野県で3年働いていたという女将が温かく出迎えてくれる。
冷たい風の吹く夜に、駆け込んではふっと味わいたいのは、何と言っても冬の代表格・おでん。
昆布とかつおの合わせだしを使用し、丁寧にアクとりをしつつ、前日からじっくりと漬け込んである。
誰もがオーダーするという定番のたまごや大根(各6元)から、
手作りさつま揚げ、巾着もち(各15元)まで、全16種を用意する。
心ゆくまでほおばりたい。
ほっこり焼酎+一品
おでんをゆっくり味わう時には、一緒にちびちびと酒も呑みたくなるもの。
そんな時には、カウンター奥にずらりと並ぶ厳選15種の焼酎(ボトル180元~)や
日本酒(80元/720㍉~)をお供にしよう。
つまみにはおでんのほか、「炙り薩摩揚げ」(20元)や「ほっけ」(28元)などの焼物も揃える。
さらに、メニューにはない週替わりの煮物やおばんざいもある。
今宵はほろ酔い気分で、腹の底から暖まろう。
丹
―おでん屋―
TEL: 189-0190-8686
住所: 紫雲路53号(虹橋パークソン横)
営業時間: 11時~14時、18時~24時
座席数: 12席、個室1
予算: 25元~
~上海ジャピオン11月27日号より