大谷氏が生み出す料理
仙霞路沿いに2017年11月、海鮮・ステーキ専門店「山崎」がオープン。
同店の料理長を務めるのは大谷氏だ。同氏は15歳で京都の割烹店に弟子入り。その後、豪・ブリスベンやシンガポールなど数カ国の料理店を渡り歩き、上海に辿り着いたと言う。
各国の料理を知り尽くすからこそ作り出される料理は、どれも一級品。常連客は、メニューも見ずにその日のオススメを聞いて注文するんだとか。初めての来店であれば、まずは「フグ刺身(てっさ)」(180元/2~3人前)や、フグ刺身付きの「フグ鍋コース」(480元/人)を注文しよう。またステーキ「リブロース」や「Tボーン」(1元~/㌘)も、炭火で焼くため絶品だと言う。同氏の料理の肝は〝塩〟。日本などから取り寄せた数種類の塩を使い分けることで、食材本来の旨味を引き出している。
一見さんも常連さんも、今夜は大谷氏の作り上げる肉・魚料理に舌鼓を打とう。
Info
店名 山崎(やまざき)
住所 仙霞路638号
TEL 6290-0688(日本語可)
営業時間 17時半~翌1時
席数 約20席、カウンター10、個室1
予算 約300元~
~上海ジャピオン2018年1月26日発行号