京風おでんを上海で
2・3・4号線「中山公園」駅直結の「玫瑰坊」に構える京風おでん専門店「晶佃」。上海では珍しい京風おでんと日本各地の酒を、カウンターや半個室でゆったりと味わえるのが特長だ。北海道から九州まで日本各地の純米酒120種類が並び、オーナー自らが日本で仕入れたおちょこを使って飲むことができる。
透き通ったやさしいダシでタネを煮込む京風おでん。素材そのものの味を引き出すため、契約農場直送の有機野菜を使用する。定番の「玉子」(18元)や「牛すじ」(58元)のほか、やわらかさが特長の「自家製手作りこんにゃく」、夏限定の冷やしおでん「有機トマト」(各28元)など30種類を揃え、どれを頼むか目移りしてしまう。ダシで煮込んだ「稲庭うどん」(48元)もオススメだ。
豊富な純米酒セット
今回は、7月19日(木)まで「日本酒飲み比べセット」(通常200元)を半額で提供。色々な純米酒を知ってほしいと始めたセットで、純米酒・純米吟醸・純米大吟醸の中から1種類ずつ選んで味の違いを堪能できる。滋賀県産「契約篤農家特別純米酒」(980元)や、北海道産「神威純米吟醸」(1280元/各720㍉)など希少な銘柄も用意しており、ぜひ一度試してほしい。
ダシ作りのために昼営業をしないこだわりの京風おでん屋。おでんと日本酒という抜群の組み合わせで、今夜は酔いしれよう。
info
住所 長寧路890号玫瑰坊2階29室
TE 5355−5329(日本語可)
営業時間 17時~22時半(L.O.は22時)
席数 36席
予算 150元~
~上海ジャピオン2018年7月6日発行号