本場の家庭料理
授業は日本語
「料理が好きで、前から韓国料理を習ってみたいと思っていたんです。
そしたらちょうど友達に誘われて、この教室に来てみたんです」と語る岡本さん。
大阪出身で、実家近くにも何軒か韓国料理屋があったが、「これぞという味に出会うことは少なかった」という。
韓国料理教室は、日本人学校に息子を通わせていた高先生が、
お母さんたちから「韓国料理の作り方を教えて」と頼まれたのをきっかけに始めたアットホームな教室。
高先生が自身の母親から受け継いだ、本物の家庭料理を教わることができる。
授業は日本語で、生徒もほとんどが日本人の太太さんたちだ。
グループで楽しく
秘密の隠し味も
授業は毎週月・金曜の10時半からで、6人前後のグループレッスンで行う。
5人以上人数が集まれば、別途開講できる場合もあるので相談してみよう。
この日作るのは、「海鮮ニラチヂミ」や「カクテキ(大根キムチ)」など。
まずはレシピの書かれた紙を受け取り、先生の説明を聞く。
「カクテキには、隠し味にサイダーを少しだけ入れると美味しくなりますよ」。
ちょっとしたコツを、熱心にメモしていった。
続いて料理の実践に移り、岡本さんはジャガイモの皮をむいたりチヂミを焼いてみたりした。
初めて焼くチヂミに最初は緊張気味だったが、何枚か焼くうちにコツを覚え、
最後は美しい焼き色のチヂミが完成。
「すごく美味しい。また家でも作りたいです」と言い、料理作りを楽しんでいた。
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~上海ジャピオン2月25日号