あこがれのフラメンコ
情熱的なレッスン
「以前、シンガポールに住んでいたとき、周りにフラメンコをやっている人がたくさんいたんです。
カッコいいな、と思っていたんですけど、なかなか手を出せなくて」と話す木田さん。
スペインに旅行に行ったことで、フラメンコ熱に火が付きやってきた。
「アナ・フラメンコ」は、入門から上級まで、週に12コマのクラスがある。
アナ先生の、「日本語は、日本人を教えるうちに自然に覚えました」というアナ先生。
輝く笑顔、そして何より情熱的なティーチングで、クラスはいつもにぎやかだ。
シンプルな振り付けから
基本姿勢に集中
体験レッスンは、手の位置や足の向きなど、基礎的な振り付けを覚えるところから始まる。
まず、リズムに合わせて片足ずつ、つま先から一気に踏み込むように前に出す。
このときに注意が必要なのは、前に出した足に体重を乗せないことと、つま先が内側に向かないこと。
今度は、足を出すのと同時に手を高く上げる振り、手を下ろしながら手首を回す振りが加わる。
木田さんは、足と手の両方に気を配るのがなかなか大変そうだ。
さらに、手首を返す時に指を順に折っていく動作を教えてもらい、
フラメンコらしさが増してきたところで、体験レッスンは終了。
木田さんは、「背筋を伸ばすことに集中して、足の向きに気が回りませんでした…。
でも、先生が親しみやすくて、緊張せず楽しめました!」と笑顔で話し、さっそく入門クラスに申し込んだ。
~上海ジャピオン4月22日号