今回紹介するのは、通訳の仕事をしている川鍋さん。さらなる向上のため、週末を利用して語学学校に通っています。
以前働いていた北京の会社との契約が終わり、「さぁ、どうしようか」と考えていた時に上海にいた友達から誘われて、こちらに来ることにしました。北京の前は広州にもいたので、中国にはもう長い間住んでいます。
中国語は大学生の時から始めました。外国語の原本を読んでみたいと思い、その時に中国語を選んだのがきっかけです。ただ、私が勉強を始めた当時は、日本はもとより中国にも中国語の参考書がほとんどありませんでした。ですから、勉強をする時はいろいろ工夫をしたのを覚えています。例えば、量詞を勉強する時は、街を歩いている時に見かける商品の値札を見て覚えました。日本料理屋のメニューをメモして覚えたりもしましたよ。参考書が溢れかえっている今では、想像もつかない話ですね(笑)。
こちらの学校にはとても満足しています。私は通訳の仕事をしていますが、先生方の知識はとても豊富ですし、授業では専門的な通訳技術を学べますからね。今後の目標は、通訳の際の反応を速くすることと、長い話をうまく通訳できるようになることです。
<老師からひとこと>
実力があるにもかかわらず謙虚です。常に努力を惜しまず、効率的に勉強しています。とても優秀な生徒です。
老師の評価:98点
取材協力:上海育成翻訳培訓中心 TEL:5386-2364
~上海ジャピオン2006年1月20日発行号より