解説
小説、叙事詩、旅行記から自伝まで、数々の作品を残したゲーテ。ドイツを代表する詩人として知られ、詩劇『ファウスト』は20代から死の直前までかけて執筆した大作である。
そんな彼の名言から今回は、動詞「愁chou2(思い悩む、心配する)」をピックアップ。「総愁銭用(いつも金に困っている)」や「不愁吃不愁穿是幸福的前提(幸せの基本は衣食に困らないこと)」などのように、名詞や名詞的な働きをする単語の前に置く。また名句中の「够gou4(足りる、十分にある)」は「飯不够吃(料理が不十分)」や「努力不够(努力が足りない)」のように使う。
~上海ジャピオン2014年10月31日号