続・筆談の落とし穴 vol.318「塩梅」の味はどう?

説明しよう!

料理の味加減や物事の具合など名詞的用法のほか、ほどよく物事を処理するといった動詞的用法でも用いられる「塩梅」。これは中国語では、「办妥(ban4tuo3)」という。

筆談中山本さんは、誕生日会の場所や段取りをいい感じに手配してほしいことを伝えたかった。しかし張君は「塩梅」が〝塩漬け梅〟の意味で、山本さんは男梅サワーが飲みたいと勘違いしたようだ。張君! 多くの単語に触れて言葉のストックを増やせば、表現力の幅もぐっと広がり、日常会話だけでなくビジネスシーンでも役立つはずだよ。

 

~上海ジャピオン2022年8月26日

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