カラダのサイレン 肘の痛み


その症状、もしかしたらこんな病気の初期症状!
治療のカギは、早期発見。

【サイレンNo.28】
ゴルフのやり過ぎか、肘の内側に痛みを感じる。すぐに治ると思ったのに、逆に痛みは増すばかり。心当たりのある人は、こんな病気の可能性が!

ゴルフ肘(ごるふひじ)かもしれません。



 ゴルファーのみなさん、肘の痛みに悩まされてはいませんか? 「ゴルフ肘」の痛みにサヨナラするには早めの治療が不可欠です。少しでも痛みを感じるなら要注意!
 「ゴルフ肘」は練習のやり過ぎやダフりの衝撃が原因となり、肘周辺の腱が炎症を起こした状態。腱は骨と筋肉をつなぐ役割を担っているため、手に力を入れる度にズキズキ痛むのです。悪化すると、コップを持ち上げる、ドアノブを回すといった簡単な動作さえ困難になってきます。
 プレー中に痛みを感じたら、まずは安静第一。患部を冷やす、圧迫する、心臓よりも高く上げるといった応急処置を施した後は、必ず専門医による診断を受けましょう。
 理学療法による治療であれば、超音波、微電流治療による痛みの軽減、医療マッサージによる患部の組織回復に併せ、エクササイズで衰えた筋肉を取り戻し、再発を防止します。中医学であれば鍼治療が大変効果的とされています。
 ゴルフ肘の患者さんには、上海で急にスポーツを始めた、という方が少なくありません。突然のプレーは故障の元、日頃からストレッチや軽い運動の習慣をつけておきましょう。


■今週のドクター
サイノユナイテッドヘルス
エリック・ユエ 先生
住所: 南京西路1376号上海商城601室
TEL: 6279-8920
診療: 9時~、月、金、土曜~18時、火、水曜~21時、木曜20時、日曜休診

※本記事は、チェックする目安に過ぎず、あなたの身体の状態を確定するものではありません。

~上海ジャピオン9月19日発行号より

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP