その症状、もしかしたらこんな病気の初期症状!
治療のカギは、早期発見。
【サイレンNo.38】
ここ数年悩まされている手足のガサガサ。皮膚科で長期治療しているにも関わらずなかなか治らないとしたら、それは口内の金属が原因で発症する
「歯科金属アレルギー」かもしれません。
牛乳や卵、花粉やホコリに過敏に反応するように、歯の金属性詰め物に反応するのが、「歯科金属アレルギー」。普段からネックレスや指輪など、金属性のアクセサリーにかぶれやすい人は要注意。
歯の金属性詰め物は、毎日少しづつ溶け出しています。その金属が口の粘膜に付着すると、身体はそれを異物と見なし様々な反応を起こします。その反応が手足の肌荒れ、歯ぐきの黒ずみ、歯の変色、時には味覚症状といった形で現れるのです。
症状を改善するには、原因となっている金属を除去する必要があります。まずはパッチテストでどのような種類の金属に反応するのかを調べましょう。そして金属を特定できたら、詰め物を金属性からプラスチックやセラミックのものに取り替えます。
海外では、体の不調をついついストレスや環境の変化のせいにしてしまいがち。でも原因は意外なところに潜んでいるかもしれません。気になる人は、まず専門医に診てもらうことから始めましょう。
■今週のドクター
三島歯科
住所: 水城南路37号万科広場商務楼503室
TEL: 3223-1688
診療: 平日9時半~19時半、土日9時半~17時
※本記事は、チェックする目安に過ぎず、あなたの身体の状態を確定するものではありません。
~上海ジャピオン12月5日発行号より