解毒ならぬ解酒作用!?
――一度お酒を飲み始めるとつい調子に乗り、次の日後悔することもしばしば…。何か二日酔い防止に役立つものがあれば教えてください。
先生 酒を飲むと楽しくなり、飲酒量を守れないこともありますね。久しぶりの友人と会う、次の日がお休みなど、今日はちょっと危ないなと思う日には、こちらの「葛根」を摂取してみてはいかがでしょうか。
――風邪の引き始めに飲む「葛根湯」とは違うものですか?
先生 あちらは粉状でとろみが付くのですが、こちらはキューブ状のものを煮込み、お茶にして飲むタイプ。酒の飲み過ぎは、肝臓の疲れや身体のだるさを引き起こします。この葛根は酒の分解・代謝を助け、身体や気持ちがスッキリするのを助けてくれますよ。
――どんなタイミングで摂るのがいいのでしょうか。
先生 酒を飲む前に飲んでおくと、酔いが回りにくくなります。酔いにくいからと飲酒量が増えてしまう人は、酒を飲んだ後に二日酔い予防の目的で摂取してもいいですね。1回約20㌘の葛根を、300~400㍉の水で15分間ほど煮溶かしてください。ポットに入れてチェイサー代わりに飲むのもいいですね。健康のために、酒量をほどほどにする努力もお忘れなく。
~上海ジャピオン11月2日発行号