ゴボウの〝腸活〟で風邪予防
――朝晩の寒暖差が大きくなってきました。
先生 季節の変わり目で体調を崩す人が増えています。風邪予防のために、こちらの「鶏肉とゴボウのショウガスープ」を飲みましょう。
――おいしそうですね!
先生 タネが漢方としても用いられるゴボウには食物繊維が多く、整腸作用で身体の老廃物を体外に出してくれます。またゴボウに含まれる善玉菌・オリゴ糖が腸にまで届くことで、腸内細菌が増えて健康的な身体になります。ショウガも入っているので、身体の中から温まり、風邪予防に繋がります。
――作り方を教えてください。
先生 2人前の具材は、鶏モモ肉200㌘、ゴボウ80㌘、ゴマ油小さじ2、水500㍉、調味料としてすりおろしショウガ大さじ1、料理酒大さじ1、顆粒和風ダシ小さじ2、醤油小さじ2、小口切りネギ適量。ゴボウはよく洗い、3㍉幅の斜め切り、鶏肉は小さめの一口大に切ります。鍋にゴマ油をひいて中火で鶏モモ肉に火を通し、表面が焼けてきたらゴボウも入れ2分ほど炒めます。鍋に水と各調味料を入れ、沸騰したらアクを取ってください。5分ほど煮たら器に盛り付け、ネギをちらして完成です。ゴボウは皮ごと食べるのが一番ですが、えぐみが強くなるので気を付けましょう。
~上海ジャピオン2020年10月30日発行号